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激安レンタルサーバの裏側

一昔前は数千〜数万円したような大容量・高機能なレンタルサーバサービスを、月1000円以下でレンタルできるサービスが最近増えています。

その流れはpeparboy&coのロリポップ!がつくりました。ロリポップ!は月額250円で300MB、CGI、PHP,データベース付きという破格の価格でレンタルできる共用サーバサービス。同レベルのサーバのレンタルに他社のサービスを利用していたら月額数千円のコストがかかっていた時代に、子どものお小遣いでもレンタルできる価格設定でサービスを開始。低価格サーバの代表となりました。

さらに、老舗レンタルサーバサービスのさくらインターネットが2004年7月に月額125円という激安レンタルサーバサービス「さくらのレンタルサーバ」を開始。「ジュース1本分のコストでレンタルできるサーバ」とアピールし、多くの利用者を獲得しています。高機能なレンタルサーバがどんどん安くなっています。さて、これら激安レンタルサーバがなぜ低価格でレンタルできるのか?その仕組みを考えて見ようと思います。

サーバ運営にかかる費用

まず、サーバの運営・管理にどれだけ費用がかかるのか調べてみます。レンタルサーバの運営には、最低でも下のポイントにおいてコストがかかります。

  1. サーバの費用
  2. ネットワーク回線の費用
  3. サーバ管理のための人材費
  4. サーバルームを確保するための費用

1.サーバの費用

サーバ本体、サーバラック、ネットワーク機器、各種ソフトウェア(OS、セキュリティソフトなど)。最低価格で揃えても20〜30万程度の投資が必要です。さらに、万が一に備え、サーバ以外にデータをバックアップしておくためのストレージなども必要です。

2.ネットワーク回線の費用

サーバとインターネットを接続するためのネットワーク回線の費用です。個人用のブロードバンド回線とは違い、専用線の開設はとても高価。開設時の工事費用のほか、初期費用、回線使用料、ファイアーウォールの設置。IPアドレスの取得も必要です。

参考:InfoSphereの利用料金一覧
KDDI法人サービス

3.サーバ管理のための人件費

サービスの運用のために雇用する人材のための費用です。人件費は優れたレンタルサーバサービス運営を運営する上で重要なポイントだけに一番コストがかさみます。サービスの運営のためには、レンタルサーバの運用・管理の他、顧客をサポートするためのユーザーサポート窓口、サービスの経理、営業などのために何人かの人材が必要です。

当然、運営のための人員はネットワークやサーバの知識に優れた人材である必要があります。365日24時間サーバを監視し、何かトラブルが発生したとき迅速に対応できるようにするためです。さらに、ウイルスや不正アクセスなどのセキュリティや、OSやハードウェアの最新情報を人員に教育するための費用も必要です。

4.サーバルームを確保するための費用

簡単に言うとサーバの置き場所です。自社社屋で運営する場合、サーバを安定して運用するために専用のサーバルームを設ける必要があります。そのためにはサーバをさまざまなトラブルから守るためのさまざまな設備を整える必要があります。室内温度を常に一定に保つための空調設備の整備、停電に備えるためにUPS(無停電電源装置)の設置など。

以上4つのポイントから考えて、激安レンタルサーバはどうやってサービス運営にかかるコストを減らし、利益を上げることに成功しているのかを考察します。(8/25日に続く)

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